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キャスター付きダイニングテーブル用の椅子のキャスター部分交換

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かれこれ15年ほど前に購入したダイニングテーブルとセットのキャスター付きの椅子。

飛騨産業さんの商品でした。

飛騨の家具の老舗メーカー・飛騨産業の公式サイト。飛騨の匠の技を受け継いだ国産家具は、安心安全の10年保証。永年ご愛用いただいた愛着のキツツキマークの家具は職人が丁寧に修理いたします。

何度か修理を行ってもらいましたが、2年ほど前に、

もうパーツが入らないので、これが最後です!と言われ、

 このキャスターを4脚分もらってサポートが終了となりました。

 その後車輪が壊れる(真ん中で割れる)とキャスターを付け替えながら

使用していたのですが、どうしても消耗品のため、全ての在庫を使い果たした時の不安にさいなまされながら、日々、椅子を利用していました。

そんなある時、別件でみていたmonotarouのサイトで、ふと「キャスター」で検索したところ...。

な、なんと出てきました!!見覚えのあるキャスターが!!!

しかしよく見るとねじ部分の長さが違います。_| ̄|○

そこから、monotarouに電話をし、それでは埒が開かないので、メーカーであるハンマーキャスターに直接電話。

その過程で分かったのは、椅子のキャスターに書いてある 「SKK JAPAN」というのが、

大阪のキャスター製造会社の「チヨダ・エスケーケー」というところで、その会社が2014年に自己破産申請していました...。

大阪府東大阪市に本拠を置くキャスター製造の「株式会社チヨダ・エスケーケー」は、10月8日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。 1957年に設立の同社は、ショッピングカートや台車などのキャスター(車輪)製造

それで、もう手に入らなかったんですね...。_| ̄|○

それでもあきらめきれず、ネジを付け替えられないか、ハンマーキャスターさんに聞いたのですが、特注になるので、ちょっと無理だと思う、とい言われました。

そこで、カタログのキャスターのネジが実は同じものなら使えるのでは!?という思いが捨てきれず、どこかで聞こう!と思った時に、ふと日本橋をウロウロしていた時に見つけたねじ専門店を思い出しました。

 それが、こちらのナニワネジセンターさん。

一縷の望みを持ちながら、キャスターを持参し、サイズを計測してもらいました。

すると、ネジ自体はM8という汎用のネジとのこと。

実はこちらでもハンマーキャスター社のカタログをお持ちで、同じのを見つけてくれたのですが、通常はキャスターを支えるので、もう少し太めのネジを使うようで、うちのキャスターはやはり特注であったことが判明。_| ̄|○

 しかし、そこはさすがネジ専門店さん!!

失意のまま帰ろうとした私に、「特注になりますけど、見積もりとってみますかー!?」 (後光が射す!!)

私『えっ!?取れるんですか!?』

店員さん「まぁ特注になるので結構高くなるかもしれませんが...」

私『高いっていくらくらい!??』

店員さん「1個当たり1000円超えちゃうかも..。」

私『(1個1,000円4脚分なら16個。それなら1.6万円やん!!ということで) ぜ、是非見積もりしてください!!』

店員さん「分かりました!数日ください!」

数日後...。

店員さん「見積もり出来ました!」

私『で、おいくらに...(ごく)』

店員さん「ゴム、ウレタン共に消費税込みで1個580円ですね。すいません高くて..」

私『えーっ!そんなに安く済んだの!??しかもウレタンもゴムも同じ値段!??』

というわけで、耐久性はゴムと比べやや弱いかもしれないけど、ウレタンの方が静かで床に傷がつきにくいですよー。とのアドバイスもあり、とりあえず、私の利用する分だけ、ウレタンで頼んでみました。

カバー部分の色は残念ながらシルバーしかないとのことでしたが、自宅でつかうだけなので、そこは気にしませんでした。

 そして、注文してから1週間くらい。

月曜日にキャスターが出来上がったとの連絡。

喜び勇んで取りに行きました。それがこちら。 

しかし、次なる難題が!!_| ̄|○

写真は入れ替えた後ですが、この補強用のコの字型の鉄の補助具についたキャスターが一つ、ねじ山が馬鹿になって外れなくなっていました。(号泣)

最初はあれこれ外そうと引っ張ったりしてみましたが、当然ネジですから外れません。_| ̄|○

次にねじ山をつぶして谷の深さまでねじ山をつぶせば、と思いペンチなどで挟んでみたり...。

当然どうにもなりません...。( ;∀;)

 そこで思い出したのが、以前に何かで買ったダイヤモンドやすり。

更に30分ほど未練がましく、ナットの内側をダイヤモンドシャープナーで祈るように削ってみましたが、無常にもネジは通りません...。_| ̄|○

時間はすでに22時を回っており、さすがにこのまま続けても先が見えない状況では、どうしようも無いので、この日は、椅子で床を傷つけないように、全てのキャスター、補助具を外し、寝ることにしました。

翌朝、皆より一段低い椅子で朝食をとった後、

仕事は昼からだったので、未練がましく30分ほど改めて、ダイヤモンドシャープナーを使ってみましたが、まったく先が見えません。

そこで、前夜ちょっと考えてチェックしていたのですが、やはりねじ山のつぶれたナットのタップを切るしかない、ということでそちらの方針で動くことに変更。

ちょうど9時になったので、改めて、ナニワネジセンターに電話したところ、いつもの店員さんが電話に出てくれて、事情を話すと、タップ切りの道具も置いてあるとのこと。

 そこで、昼から仕事もあるので取り急ぎ、お店に向かいました。

色々話しているうちに、家に電動ドリルドライバーがあることをふと思い出し、ハンドドリル用から電動ドライバー用の六角軸のものを購入。

まずタップ切りでタップを切ってみて、それでだめならM8を超える8.5mmのドライバーで溶接されたナット自体の穴を広げる2段構えとし、時間も無いので何度も買いに行かなくていいように、ここは660円は投資として、購入。

 加えて、ねじ山つぶれたキャスターについてたナットもバカになっていたので、M8用のナット、切削用オイルも購入。

一応万全?の体制を整えて帰宅。

 
 
 
 

そして、これが全てのキャスターを付け替えたところです。

奥が付け替え前。手前が付け替えた後。

まぁ分かりますが、いうほど気にはなりません。

再度、付け替える前。

付け替えた後。

さして気になりません。

肝心の座り心地ですが...。

ウレタンは非常にスムースで、音もなく転がる、という感じ。非常によく転がります。
転がり過ぎるくらいの感じ。(笑)

それに比べるとゴムは、ややゴロゴロという感じ。

この後約80kg近い私の体重で耐久性などを調べて(?!笑)、問題なさそう、もしくは他の椅子のキャスターが傷んできたら、随時キャスターを注文していこうと思っています。

ナニワネジセンターさんによるとハンマーキャスター社さんは業界でもトップクラスの様なので、こちらは数年先も心配はないだろう、ということで、それを信じたいと思います。(^_^;)

日本の企業のモノ作りは素晴らしいので、マネッコばかりの隣国に負けずに頑張って頂きたいと思います!!

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