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橋下知事の苦悩 ~今朝の日経新聞社会面から~

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今朝の日経新聞社会面に、橋下知事が、府有施設の廃止や民営化について悩んでいる旨の記事が載っていた。

 また先週、確か夕方のミヤネ屋だったろうか、橋下知事の就任後1ヶ月の評価特集みたいなものを行っていた。
 ここから先は私の個人的な感想、意見であり、特定の方や、団体を誹謗中傷する気も毛頭なく、一個人の家庭で嫁さん相手に意見を言っている内容をここに投稿しているだけなので、非常に口語で、乱暴な物言いもあるかもしれませんので、その点を『言論の自由』ということで了承できる方のみお読みください。
 読まれて不快になる立場の方があっても、関知できかねます。

 さて、ミヤネ屋(もし別番組だったらごめんなさい。でもどれかの報道番組です。)の特集の中で、あわせて実際に赤字再建団体に陥った夕張市の現在についても取材を行い、現実に再建の難しさも報道していた

 また、これは今日の日経新聞なので、今日中に読まれた方で日経新聞朝刊を購入すれば読めると思いますが、1面の『都市と地方 財政「窮乏」の実相』ともう一つ、これは昨日の日経だったと思うが、元自衛隊のひげの隊長で国会議員になった方のブログでの税金の無駄遣い?(速記交代)に言及した内容について取り上げていた。(要はなにも仕事をしていなくても、時間と共に交代を行うことにより、人件費が勿体ないのでは?といった趣旨のようである)

 何れも公務員などの一部、特殊な方々の金銭感覚であろうか。
 これらの記事、報道こそは、表題の社会面で報道されている、今、事業中断をするなだとか、府庁周辺でデモ行進をしたとかいう、府民?の方々にみて欲しい(欲しかった)ものである。
 勿論それらの事業に関わっている方々の生活はどうなるの?ということは常に付きまとうが、個人的には金額の多寡はあっても、大体はその方々の能力、資格、勤務態度、内容などを含めて考えれば、民間企業しかも大半を占める中小企業に働く人々と比べれば、かなり安泰といわれる状況にあったのではないだろうか。
 バブルが崩壊しても、親方日の丸、親方大阪府、親方大阪市など公務員と呼ばれる方々は安心、安定などと考えるのが大間違いで、夕張市民でも、この1年でも確か1.5万人から1.2万人程度に2割くらい人口減=人口流出が起きているわけで、大阪府が赤字再建団体になって、夕張のように、今話題に上がっている事業なんて全て強制的に『廃止』に追い込まれれば、もっと悲惨な状況になることが分かっているのであろうか??
 とかく人間は自己中心的だし、やはり自分の生活が一番なので、安穏と続けられてきた事業に関わる方々、またそこから利得を得ていた方々は反発するだろう。これまで結びついた既得権を維持するためには、あらゆる手段を持って阻止するでしょう。それらの示威行動の一つが、これらのデモだとも思います。
自民党の政治屋(家じゃないな、今の連中は)さんも似てますねぇ。やっぱり日経の記事で自民党の誰かさんが、自民が2/3どころか過半数にも満たない可能性が高い状況で解散なんてするわけが無い、任期満了だ!って...。
 民意をup to dateに反映するために衆院には解散があるはず(と小学校だか中学校で習ったような...)なのに、
民意を反映したら、自分らの既得
権が減るから解散やんないよ
、って...。勝手な、あんた..。

(直近の記事は日経新聞なのでwebだとこれとか。)
これだけでも道路特定財源その他も彼ら政治屋さんと利権に群がる人々のためだけの法案だと分かりますよねぇ...。(嘆息))

 またまた、話が脱線しましたが、でも、考え方を少し変えてみたら、民間で苦しむ我々のような多くの府民の多くは、私も含めて、賃貸マンション、賃貸アパートなどに住んでいる人間が多いだろう。これまで利益を得てきている方々は、周囲の人間よりは収入の多寡はあっても一般平均よりは収入は上だろうから、持ち家や持ちマンションを大阪府内に持っていることも多いと思う

 夕張の特集では、全てのサービスが廃止されながらも、住民税など住民の負担は増える一方なので、高齢者や自家所有で逃げるに逃げれない人々以外の人は流出していくのである。
 勿論人によっては、大阪府内でしか新たな仕事が見つからない人も多くいるかもしれない。でも、ちょっと足を伸ばして、周辺にも兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、三重県、和歌山県と今の大阪よりは、まだましな(良いかどうかは知りませんが)自治体があるわけで、少し通勤時間が延びてでもそれらの自治体に転居した方がまともな住民サービスを受けられる可能性があるわけで、こういう転出(=流出)を行っていくことで、ある意味無言の怒りを表すことも出来るのかも知れません。
 これも別の日の日経新聞の記事でしたが、現在東京23区は
全て、所得の多寡に関わらず、15歳までの
小児医療が無料で受けられます

 振り返って大阪は、というと、他の市町村は知りませんが、大阪市では今年
小学校1年生になる長男は乳幼児医療の適応がなくなるため、
3割負担になります
(おそらく。2割とか中途半端に優遇はされないと思います)。

 また、たまたま前年所得が高かったある年は、1歳に満たない娘までも2割負担になっていました。
 私の場合は、幸い、もしも転職をしようとすれば、東京で転職も全く不可能とはいえない仕事なので、家内に真剣に東京移住も話しましたが、今のところは家内は、実家もある大阪市内を離れる気はないようです。
しかし、所得も増えない、支出は増える、今後赤字再建団体に
でもなって
サービスが無くなり、
さらに支出が増える
ようなら、改めて真剣に検討する必要が生じてくると思います。

 橋下知事の話が殆ど出てきていませんでしたが、こういう理由により、私はやはり彼が行おうとしていることは私が知事でも当然行おうと思うことだろうし、

痛みが伴うのは分かるけど、
そんなに悩まず、改革の断行を
行って欲しい
と望みます。そのために彼に一票を投じたのだから...。

 とかげの尻尾きりというと悪く思うイメージがありますが、切り取ったその部分には新しい細胞で同じものが生まれるわけで、事業に関わる方々も、切り捨てられるのではなく、腐敗(言い過ぎかもしれませんが、民間で苦しむ我々からすれば、十分に甘えきっていると思います)した尻尾を一旦切り取って、がんばって、新しく、また同じ役割を演じられるように、自分たちこそが率先して、自浄努力を発揮していって欲しいと望みます
 それこそが、一般府民とも同じレベルになれる唯一の方法だと私は思いますが...。知事から言われてあたふたしているようでは、駄目っしょ、各々方...。(^_^;)

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