今朝の朝ズバを見ていたら、こども手当てを来年6月には支給できるようにする、という新聞記事を読んでいる時に、みのもんたがすかさず、『配偶者控除は?子供のいない家庭はどうすんの!』なんて感じで吼えていたが、選挙前も出来るだけ目立たないように(それでも十分目立ってたか!?(^_^;))政権交代へのネガティブキャンペーンを打っていたが、こうやって民意が示されても、相変わらず、フジサンケイグループ同様
、選挙対策だ、などと強引なこじつけを行っている。
大家族(といってもうちは結構よくいる3人だけど...)を要する家庭にすれば、マニフェストに書かれたことを可及的速やかに実行する記事を読んでまず思うのは、ちゃんとマニフェストを守っているな、と思うだけで、それを評価して、次の参議院で支持率をあげて、過半数を目指すのが何故悪意を感じる書きっぷりになるのかわからない。
本来の政治家は国民のために動くものであり、田中正三(小学校の時の記憶なので定かではないが)のように私財をなげうち、貧乏してでも国の公僕として動くものであり、新幹線や飛行機のフリーパスで乗り物に乗り放題になったり、空港のVIPラウンジで休むために代議員になるものではないと思う。
フジのネット版(上記リンク)には
『新政権の成果を示すとともに、国民に負担を強いる控除カットは後回しにして参院選を有利に戦う狙いがある。』
で切ると、何か『選挙に勝つ』ことだけが目的のように読めてしまう。
しかし、その後ろに、
『それにより、官僚や土建屋他各種利益団体の社長、幹部などごく一部の利益を享受する層だけが潤うこれまでの社会を変革し、更なる大多数の国民が、その恩恵を享受し、安心して生活出来る国家を目指して、早速始動を開始した!!』
とでも書けば、受け取り方が全く逆の印象を受ける気がする。
テレビは確かに、あまりにも気軽に参照できる媒体であるがゆえに、言っても、まだ当面は情報を入手するソースとしての地位は揺るがないと思うが、今回の民意が、我々一般人でもさすがに恣意的に感じた選挙前の民主党へのバッシング、国策捜査(と感じてしまう)にも大多数が左右されなかったのは、やはりネットのおかげがあるのかもしれない。
これまでは確かにテレビの報じることを鵜呑みにしていたと自分でも思うが、こうやってネットがより身近になりほとんどのニュースソースもネットから入手できることになり、反対の意見を述べる人の意見の詳細も手に入るようになったので、いくら朝ズバが新政権にネガティブキャンペーンを打っても、それになびく人の数は昔よりは少ないのではないだろうか。
まぁこいつらが、番組1本あたり数百万はとっているであろうギャラが少しでも減らないように、政権交代したこの期に及んでも、各局一斉に協力体制をしいているのであろうことは、賢明な国民はわかっているだろうが...。
まぁ私個人としては、民主党がマニフェストを履行していっている限りはそれなりの評価をするし、旧ではないネオ自民党(が再生するのかは知らないが...)がもっと良い政策を提示すればその時の判断で支持をすると思う。
ようは、小選挙区制によって、下手こくと、いつでも代議士の身分が剥奪される。そんな不安定な職業だけども、国のために尽力したい!そう思う人間だけが政治に参加していく制度が定着して欲しいと思う(あまりに不安定すぎて、誰もやらなかったりして..(^_^;))
そういう意味では、比例代表並立制は今の政権の間に強行的にでもなくして欲しい。
民意でNOを突きつけられた旧自民党の面々が代議士として、早速ふんぞり返っているのを見ると、どうにも納得がいかない...。
来年の参院選が終わればあと3年+αは総選挙はない、と思っているのが、今回民主党に投票した人たちの覚悟だとは思うので、マスゴミは自民に偏ることなく、客観的にマニフェストの達成状況を報道し、あんたらが評価するのではなく、我々国民が評価しやすいように、負の側面も冷静に客観的に報じるようにしていくべきだと思う。
参考になった、きっこのブログはこちらです